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COLUMNコラム

洗うほど、ニキビは増える。

「洗うほど、ニキビは増える。」
この言葉、サロンで一番驚かれます。

「汚れを落とすのが基本でしょ?」
そう思ってる方、本当に多いんです。
でも、肌を何百人と見てきた私が断言します。
“洗いすぎこそ、最大の敵”です。

なぜなら――
ニキビが悪化する原因の多くは、皮脂の取りすぎなんです。

 

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1.皮脂は敵じゃない、バリアです。
皮脂は「皮脂膜」として肌を外の刺激から守る天然の保護膜。
でも洗いすぎると、この膜まで取り去ってしまい、
肌は乾燥と刺激にさらされる状態になります。

 

 

2.乾燥を感じた肌は“リバウンド分泌”を起こす。
守ろうとする反応で、余計に皮脂を出しすぎる。
結果、毛穴詰まり・炎症・繰り返すニキビにつながります。

 

 

3.常在菌のバランスが崩れる。
肌には、外敵から守る“善玉菌”がいます。
でも強い洗浄や摩擦を続けると、その菌まで洗い流されてしまい、
肌の免疫力がどんどん落ちていくんです。

 

 

さらに、タオルでゴシゴシ拭くなどの刺激は、角質の“壁”を削り、バリアを完全に壊します。
この状態でいくら保湿しても、効果は入りません。

だから私は、“落とすケア”より“整えるケア”をおすすめしています。
クレンジングは1分以内、洗顔は夜だけ。
目的は汚れを落とすことではなく、次の栄養を入れるための準備。
(エンビロンもその設計です)

 

 

これを続けると、肌が“静か”になります。
赤みが引き、ザラつきが減って、「え、これ本当に私の肌?」って思うほど変わります。

 

 

清潔より大事なのは、肌を信じること。
皮脂は悪者じゃない、あなたを守る味方です。

今日から、「洗う勇気」じゃなく「やめる勇気」を。

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