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COLUMNコラム

「ピーリングをしたら、肌がツルツルになった。」

「ピーリングしたら、肌がツルツルになった!」
でも数日後にはまたゴワついて、赤みが出る。
そんな経験、ありませんか?

それ、“古い角質”を落とせたからじゃありません。
“未熟な細胞”を無理やり引き上げてしまったからなんです。

 

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ピーリングを繰り返すと、
肌がどんどん荒れていく理由は、主に3つあります。

1 成熟のサイクルが乱れる。
肌は28~40日かけて生まれ変わるのが理想です。
でも、強いピーリングでそのリズムが狂うと、
細胞が未熟なまま表面に出てしまいます。

2 バリアが薄くなる。
角質を削りすぎることで、
刺激や乾燥から守る“壁”がなくなってしまう。
その結果、赤み・かゆみ・ヒリつきが増えます。

3 再生する力が止まる。
過剰な刺激が続くと、肌は「もう守るしかない」と判断し、
自己修復のスイッチを切ってしまうんです。

 

 

つまり、一瞬のツヤのために、
肌の「守る力」と「育つ力」を同時に削っている状態。

本当に大事なのは、“削る”ことではなく、“育てる”こと。
細胞が自分のペースで成熟できるように、
炎症→代謝→再生の順で立て直していくことが大切です。

ツルツルより、丈夫。
即効性より、安定。
それが、揺らがない肌を育てる唯一の方法です。

ピーリングで“剥がすケア”を続けるより、
“育てるケア”で、肌を本来の設計図に戻してあげてください。

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