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COLUMNコラム

3つの艶、どれを求めますか?

 

 

「艶が出るピーリングはどれですか?」
そう聞かれることがあります。
ですが、その前に確認したいことがあります。

その艶は、どんな状態を指していますか。

 

 

【艶には、大きく3つの種類があります】

「塗って見せる艶」
オイルやクリームで光を反射させる方法です。手触りはなめらかになりますが、

洗えば元に戻ります。不足を一時的に覆っている状態です。

 

「めくって出す艶」
強い刺激で代謝を上げ、新しい面を出す方法です。一瞬は明るく見えます。

ですが、体のバランスが乱れたまま続ければ、肌は薄くなり、反応しやすくなります。

いわば、回復力の前借りです。

「整った結果として出る艶」
循環が安定し、代謝が落ち着き、細胞が必要な栄養をしっかり受け取れている状態。

触れたときの弾力、光の均一さ、そして夕方のくすみにくさ。
これは表面操作ではなく、肌本来の機能が戻った結果として現れます。

 

わたしが目指すのは、この3つ目だけです。

 

【「何をするか」の前に、「今どうなっているのか」】

そのために、私はビタミンAを軸に設計します。
皮膚を無理に剥がすのではなく、機能を正常化させること。
なぜその濃度なのか、なぜその順番なのか。
今のあなたの状態を見ずに決めることはありません。

 

ニキビも、たるみも、表面だけの問題に見えますが、
実際は皮脂分泌や血流、睡眠の質など、からだ全体の反応の結果です。
だからこそ、私は香りへの反応も参考にします。

 

 

今のあなたが、どこに傾いているのかを知るためです。
それは感覚論ではなく、あなたの状態を読み取る大切な材料の一つ。
評判の良いピーリングでも、今の体力に合わなければ逆効果になります。
逆に、焦らず段階を踏めば、肌は確実に応えてくれます。

 

 

【自分を知れば、艶は無理なく現れる】

艶を足すのではなく、出せる状態に戻す。
何をするかの前に、今どうなっているのか。
まずは「自分を知ること」から始めてみませんか。
そこが明確になったとき、艶は狙って作るものではなく、
あなたの中から自然に溢れ出してくるはずです。

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