2026.06.10
ニキビの原因を調べると、「皮脂の過剰分泌」と書かれていることがとても多いですよね。
皮脂が増えることで毛穴が詰まり、アクネ菌が増えて炎症が起きる。
これがニキビの原因だと説明されています。
もちろん、この仕組み自体は間違いではありません。
ただ、サロンで実際に多くのお客様の肌を見ていると、ここに少し疑問を感じることがあります。
というのも、ニキビで悩んでいる方の肌を見ていると、
いわゆる脂ギッシュで皮脂がベタベタしている肌の方って、実はあまり多くないんです。
むしろ乾燥していたり、敏感になっていたり、肌のバランスが崩れている方のほうが
多い印象があります。
「皮脂が多いからニキビができる」とよく言われますが、現場で肌を見ていると、
そもそも皮脂が過剰な人がそこまで多いとは感じません。だから私は、
本当に皮脂の過剰だけがニキビの原因なのだろうか、と疑問に思うようになりました。
そこで大切になってくるのが、まず細胞が正常に働いているかどうかという視点です。
肌は細胞の集まりです。細胞が正常に働いていれば、ターンオーバーも整い、
肌は本来のバランスを保つことができます。逆に細胞の働きが乱れてしまうと、
肌のバリア機能や代謝が崩れ、毛穴の詰まりや炎症が起こりやすくなります。
つまりニキビを「皮脂が多いからできる」と単純に考えるのではなく、
まず細胞が正常に働ける状態を整えることが大切なのではないかと感じています。
ニキビの見方を少し変えてみると、ケアの考え方も変わってくるかもしれません。
