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COLUMNコラム

『その肌荒れ、菌じゃなくて“カビ”かもしれません』

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──ニキビでもなく、アレルギーでもなく。肌に棲みつく真菌の話。

「なんか治らない」「皮膚科でも原因不明」
そう感じる肌荒れには、“菌ではなくカビ”が関わっているケースがあります。

 

実は私たちの肌の表面には、
“皮膚常在菌”だけでなく、“真菌(カビの一種)”も存在しています。
それ自体は悪者ではありません。

 

けれど
バランスが崩れたとき、真菌が異常に増えると、
肌にかゆみ・湿疹・赤み・ジュクジュクした吹き出物が現れることも。

 

それ、脂漏性皮膚炎かも?
頭皮・眉間・鼻の脇・あごまわりに

赤み

皮むけ

かゆみ

治ってもすぐにぶり返すトラブル

が出ている場合、原因は「マラセチア」という真菌の一種かもしれません。

 

保湿しても、ビタミンを塗っても改善しない…
その裏にあるのは、“肌のカビ”という見落とされがちな存在。

保湿のしすぎ・油分のとりすぎが悪化のもとに
多くの人が「乾燥かな?」「敏感肌かも?」と感じて
保湿クリームを重ねる。
でもそれが真菌にとっての“栄養”になっている場合もあります。

 

特に、

オイル系のスキンケア

高保湿タイプの乳液・クリーム

クレンジングの油膜残り
は、真菌が好む環境をつくってしまうことも。

カビを殺す前に、肌を育てる。
皮膚科では抗真菌薬(ニゾラールなど)で対処することもあります。
でもVOEUXが大切にしているのは、“肌の受け取り力”を育てること。

 

ただ殺菌するのではなく、

肌が本来もつバリア機能

自浄作用や菌バランス

外からの情報に惑わされない「自分に合うスキンケア」

を一緒に育てていくことが、本当のケアだと考えています。

あなたの肌が、「これはいらない」と言っているかもしれない。
肌荒れは、外からの刺激だけじゃない。
“今の肌には合わないもの”を続けてしまっている結果かもしれません。

 

香り診断で、内側からのバランスを見直しながら、
「肌のいらないもの」を手放していくと、
自然と、トラブルは静かになっていきます。

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