2025.08.30
■ 日焼け後にやってはいけないケアと、本当に必要なこと
夏になるとよく聞く「日焼けしたらとりあえずシートマスクでひんやり」というケア。
実はこれ、肌を本気で守りたいならあまり意味がありません。
シートマスクが逆効果になる理由
日焼け後の肌は炎症と熱を持ち、細胞レベルでダメージを受けています。
そこに水分たっぷりのシートマスクを長時間乗せると角層がふやけ、
肌は「これ以上入れないように」と一時的にバリアを閉じます。
すると、本当に必要な“肌修復ビタミン”(=ビタミンA)が浸透しづらくなってしまうのです。
ひんやりして気持ちいいだけで、細胞のダメージは修復されません。
つまり、シミ・しわ・たるみの原因がそのまま残ってしまうということ。
正しい日焼け後ケアは「冷却+肌修復ビタミン+抗酸化」
1. 冷却:まずは炎症とほてりを鎮める
2. 肌修復ビタミン(ビタミンA):紫外線で失われた細胞の設計図を修復し、コラーゲンやターンオーバーを正常化
3. 抗酸化(ビタミンC・E・βカロテンなど):活性酸素を消去してメラニン生成をブロック
この3つを日焼け後24時間以内に行うことで、光老化の進行を大きく防ぐことができます。
まとめ
日焼け後の肌は、見た目以上に中身が傷んでいます。
「気持ちよさ」だけのケアで終わらせず、冷却→肌修復ビタミン→抗酸化の順でしっかりアプローチすることが、
未来のシミ・しわ・たるみを防ぐ最短ルートです。