2025.11.14
肌が変わらない人の共通点。それは「スキンケアにストーリーがないこと」
「いい化粧品を使っているのに、肌が一向に良くならない」
そんな経験はありませんか?
実はこれ、珍しいことではありません。原因は“化粧品の質”ではなく、“使う人の考え方”にある場合が多いのです。
●「あれも、これも」では効果が出ない
先日ご来店いただいたお客様も、人気のアイテムをいくつも取り入れていました。
ビタミン系美容液、ピーリングクリーム、炭酸パック…。どれも評価の高いアイテムばかりです。
それでも肌が変わらなかった理由は、「点」でしか使えていなかったからです。
スキンケアは“単品勝負”ではありません。
肌は一つの器官であり、「落とす→整える→届ける→守る」という一連の流れがそろって初めて結果が出ます。
どれか1つだけを抜き取っても、他の工程がそれを活かす準備をしていなければ、効果は半減してしまうのです。
●スキンケアは「ストーリー」で考える
肌は、今日の状態だけで動いているわけではありません。
紫外線や乾燥で傷んだ細胞は、まず“動ける状態”に整える必要があります。
その上で、栄養となる成分を“届くルート”を確保し、最後に“守る力”を与える――。
この「ストーリー」がそろってこそ、肌は本来の力を取り戻します。
ところが、多くの人が「なんとなく良さそうだから」と断片的に化粧品を選び、
ストーリーを無視してしまっているのです。
※ストーリーが整えて変わった毛穴
●肌を変える人の共通点は「目的が明確」
「潤わせたい」だけなのか、「根本から立て直したい」のか。
目的がはっきりしている人ほど、スキンケアの選び方や組み立て方が一貫しています。
逆に、感触や口コミだけで選んでいると、全体の流れがバラバラになり、
せっかくの成分も力を発揮できません。
“点”ではなく“線”で考えると、肌は必ず応えてくれる
スキンケアは、単発の効果ではなく「構造をつくる行為」です。
落とす・整える・届ける・守るという一連の工程がひとつの“線”でつながったとき、
肌は本来の働きを取り戻し、トラブルが起きにくい状態へと変わっていきます。
どんなに高価な化粧品でも、“点”で使っていては本来の力は出せません。
「今のケアにストーリーはあるか?」―
一度、立ち止まって見直してみてください。