2026.03.25
嗅覚反応分析(IMチェック)で何を見ているのか?
サロンでの判断は、言葉の情報だけでは足りないことがあります。
理由は、言葉が理性の情報に偏るからです。
肌や体の反応は、多くが無意識側で起きています。
そこで使うのが嗅覚反応分析です。
香りに対する好反応・拒否反応を通して、今の体の状態を読み取ります。
なぜ嗅覚なのか
嗅覚刺激は、情動に関わる扁桃体を経由し、
ホルモンの司令塔である視床下部や自律神経中枢に直接届くとされています。
そのため反応は、自律神経バランスやホルモン、回復力に関わる領域と深く結びつきます。

香りは成分を読むための入口
IMチェックでは成分を直接測定しているわけではありません。
香りに対する体の反応を手がかりに、
そこから香りに含まれる成分の性質や作用傾向を読み解きます。
香り → 体の反応 → 成分の傾向
この順番で判断します。
チェック方法
8種類の香りを、好きな順に直感で選びます。
数分で完了します。
頭で考えず、「今の体が求める香り」を選ぶことが重要です。

チャートの見方|上下と左右
縦軸(上と下)
自律神経の状態を表します。
・上側
副交感神経が優位。
落ち着いている反面、エネルギー不足や冷えに傾きやすい状態。
・下側
交感神経が優位。
行動力はあるが、緊張が抜けにくく疲労が蓄積しやすい状態。
横軸(左と右)
エネルギーの使い方や行動傾向を表します。
・左側
周囲に合わせやすく、気を配りすぎて消耗しやすい傾向。
・右側
自立心が強く、抱え込みやすい傾向。
頑張りすぎが続きやすい状態。
4つのエリアの意味
・右下:交感神経、副腎、筋肉、大腸
・左下:心臓、エストロゲン、血流、婦人科
・左上:副交感神経、胃、膵臓、水分代謝
・右上:脳、感情、ホルモン指令系
正方形に近いほど、全体のバランスが取れ、回復力が働きやすい状態です。
施術への反映
結果をもとに、香り、圧、リズム、触れる部位を調整します。
ニキビやたるみといった症状ではなく、
今の反応を軸に設計します。
嗅覚反応分析は、判断を外さないための材料です。
表面だけを見ず、今の状態に合わせて整えていきます。