2020.04.30
「たるみ」と一口に言っても原因はさまざま。
アプローチ方法も原因に応じて見極めていきましょう。
筋肉の衰え、筋膜の癒着 年齢を重ねると身体だけでなく、お顔の筋肉も衰えていきます。 お顔の土台となる表情筋は、実は日頃3割程しか使えていないと言われていて、なんと7割 も日常的に動かせてないのだそうです。 そして筋肉を包んでいる筋膜のねじれ、よじれ、癒着がたるみの原因となります。
皮膚の乾燥・肌のハリ・弾力の低下 紫外線ダメージ、ストレスや活性酸素、加齢とさまざまな要因で、皮膚内部の健康は損なわれてしまいます。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった繊維芽細胞の生成を促すことで、ピンッと 張った状態がたるみのないハリが維持されます。
【メリット】
・ピンポイントで効果が出る
・即効性がある
・コラーゲンを活性化できる
・持続性が高い
【デメリット】
・痛みがある
・価格が高額
・稀に火傷のような症状がある(その場合、クリニックなので外用剤で適切な処置を行う)
【施術時間】全顔20分
【価格】 8万円程
コラーゲンの再生が行われる 2〜3 ヶ月後に最も効果を得られる 。 当日もメイクが可能。 当日はシャワーのみ可、入浴や汗をかくような激しい運動は避ける。
【禁忌事項】
皮膚疾患がある方、重度な心疾患がある方、皮膚炎、ケロイドがある方 、照射部分にシリコンや金の糸、金属製インプラントなどが入っている 、ペースメーカーなどが入っている、妊娠中など
【行える施設】★クリニック☆エステ
【主要なマシンの名称】
・ウルトラセルQ
・ダブロ
・ウルチェ
・ウルトラリフト
低周波、中周波の異なる浅深2つの波長で、たるみの原因となる筋膜の癒着を解し、自分では動かしきれていなかった筋肉をしっかりと動かして鍛えていく施術。
停滞している老廃物を流しだすデトックス効果で、小顔やくすみの改善まで行える、お顔の土台にアプローチするたるみの改善。
【施術時間】全顔20分
【価格】 1回3,850円
【推奨頻度】
1週間〜2週間に1回
【行える施設】☆エステ
【主要なマシンの名称】
・ミシレルトⅡ
熱で皮膚の深部のコラーゲンを収縮させて引き締める治療で原理は同じですが、熱をかけ る深さが違います。
表面から 2.4 ミリの深さにアプローチ。
HIFU は深い所まで届くが故に施術できない箇所(神経や血管が密集している箇所など)が ありますが、RF では施術箇所が広い範囲でのアプローチが可能。 引き締めが得意なマシンになります。
【メリット】
・痛みが少ない
【デメリット】
・価格が高額
・皮膚自体を縮める効果を持っていないため皮膚の余りを改善できない
【施術時間】30分~45分
【価格】 8~9万円
当日、少し赤みが出る程度
ダウンタイムは無し
当日、入浴、運動、メイク洗顔可能。
【禁忌事項】
ステロイド長期使用中の方、
糖尿病などで傷の治りが遅い方、
妊婦中の方、
金の糸が入っている方、
重度の心疾患がある方
【行える施設】★クリニック☆エステ
【主要なマシンの名称】
・サーマクール
・スマスアップ
・エンディメット
1.ボトックスを浅層に広く注入する事で、ほうれい線横、目の下、顎から首にかけての筋肉表面の働きを弱めてたるみを目立たなくする
ボトックス注射とは、ボツリヌス毒素から成分から毒素を取り除き、人体に有用なタンパク質を取り出した成分のボトックスを注射する施術です。
筋肉の働きを抑制する働きがあるので、筋肉が原因で起こる表情ジワを目立たなくすることができます。
2.ヒアルロン酸
無表情の時でもくっきりと出てしまう深いシワに有効的です。
ほうれい線、まぶたのくぼみ、目の下のへこみ(クマ)に対して用いられることが多いです。
ヒアルロン酸とは体内にもともと存在する成分で、肌の水分を保つ働きのあるジェル状の物質。
体内に存在している成分なので安心して行うことができます。
皮下に注射するとこで、内側からふっくらと、シワたるみを目立たなくします。ヒアルロン酸は分解吸収されるため時間と共になくなっていきます。
【メリット】
・施術にかかる時間が短い
・メスを使わない、細い針で治療をする為傷が残りにくい
【デメリット】
・注入治療は経験が浅い、センスが欠ける医師に当たってしまうと違和感を感じる不自然な表情になってしまうこともある
・経験があっても自然、の価値観のレベルが違うと納得のいく仕上がりにならない。
・継続する必要がある
【施術時間】5分程度
【価格】 3~7万円
効果の持続 2日後から1週間程度で効果が現れる。
4〜6ヶ月程持続する。
【禁忌事項】
妊娠中、妊活中、呼吸器障害がある方、
過去にボツリヌス菌で食中毒を起こした経験のある方(ボトックス注射)
【行える施設】★クリニック
浸透率が最も高い「超音波ソノフォレーシス(超音波導入)と「パルス型イオントフォレーシス」(イオン導入)を組み合わせたエンビロン独自のソノイオンデュアルテクノロジー技術を搭載した美容皮膚科学に基づいたトリートメント。
たるみケアに有効的な導入剤
ペプチド
・マトリキシル3000
線維芽細胞を活性化、コラーゲングリコサミノグリカンの合成を促進
・トライラゲン
コラーゲンの強化、コラーゲンの破壊を防ぐ
・マトリキシルシンセ6
表皮と真皮の結びつきを強化
ビタミンAとの相性が抜群。
【価格】 10,000円~
【推奨頻度】2週に1回〜1ヶ月に1回
【行える施設】★クリニック☆エステ
【マシンの名称】
・イオンザイムDFⅢ
クリニックでは、医師による施術のため、ダイレクトに注射をする、メスを使う行為ができる。
エステにもあるレーザー治療の違いはクリニックでは、出力が高いマシンを使える、それは万が一何かあった際の処置ができるからです。
出力の高いものは医療行為になります。
それだけ痛みが強く、麻酔などを使用して行います。
個人差はありますがダウンタイムがエステと比較して長い傾向があります。
エステのマシンでは痛みなく必要な部分への照射を行います。その分、火傷や痛みのリスクが少なく安心して行えます。
回数を重ねることで効果を出して行きます。
施術時もエステティシャンが寄り添い、マッサージでの癒しの提供もあるので、綺麗になると癒しが一緒に同じ場所でできるメリットがあります。
クリニック |
エステサロン |
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メリット | デメリット | メリット | デメリット |
即効性がある | 価格が高い | クリニックより価格が安い | 効果の持続 |
医師や看護師が施術 | ダウンタイムがある | 痛みが少ない、安全性が高い | 通う頻度が多い |
マシンの出力のレべルが高い | 痛みを伴うこともある | マッサージなどの癒しがある | 期間が必要 |
症状に対する薬の処方 | 効果が高い反面副作用などのリスクがあることも | 寄り添ったカウンセリング | 施術内容によっては医療機器ほどの効果が期待できない |
高濃度な薬剤の使用 | 接客業ではないため対応がまちまち | 都度払いができるサロンが多い | |
医療機関にしか扱えないマシン |
・お客様の不安や思いにも気付いてくれる細やかなカウンセリング。
・週1〜月1会える来店ペースのため、モチベーションをキープすることができる
・食生活、生活習慣などのアドバイスがもらえる
・マッサージで癒しリラックスをする事ができる
・プロフェッショナルなケアを受けることができる
クリニックとサロンどちらを選べばいいの?という質問がよくありますが、
どちらにもメリットデメリットがあります。
お悩みやライフスタイルに合わせて上手に選んでいきたいですね。